@article{oai:myu.repo.nii.ac.jp:00000282, author = {原田, 茂樹 and Harada, Shigeki and 木島, 淳子 and Kishima, Junko}, issue = {1}, journal = {宮城大学食産業学部紀要, Journal of Miyagi University School of Food, Agricultural and Environmental Sciences}, month = {Mar}, note = {人工気象器を用いた実験により,コアマモ(Zostera japonica)の発芽と発芽後の成長に与える影響因子について考察した。温度は低温の方が発芽率を高めていた。照度は発芽率に影響を与えない可能性が高かった。塩分は発芽率に大きく影響を与え,特に淡水に近い低塩分の状態がコアマモの発芽に適していることが示された。干出はコアマモが他の海草との競合をする上で有利な点と考えられることも考えられるが,適当なタイミングで水分が供給されないと発芽には至らない事が示された。発芽実験に用いる海水の特性が発芽率に影響する可能性は否定することが出来なかった。種子の採取地の発芽期の水温は発芽率に関連があると考えられた。発芽実験用の種子の保存状態は発芽率に大きな影響を与ることが示唆された。発芽後培養実験では,種子の採取直後には,1cm~数cmにわたる根の成長を見ることが出来たが,それから約1年以上経過した後に行った,砂を主な底質とし,かつ潮汐を再現した発芽後培養実験では根の成長を見ることが出来なかった。既往の文献における底質の状態との比較により,種子の保存状態が影響を与えている可能性が示唆された。}, pages = {43--51}, title = {コアマモ(Zostera japonica)の発芽に関する影響因子と人工栽培に関する研究}, volume = {5}, year = {2011}, yomi = {ハラダ, シゲキ and キシマ, ジュンコ} }