@article{oai:myu.repo.nii.ac.jp:00000254, author = {森山, 雅幸 and Moriyama, Masayuki and 齋藤, 雅樹 and Saito, Masaki}, issue = {1}, journal = {宮城大学食産業学部紀要, Journal of Miyagi University School of Food, Agricultural and Environmental Sciences}, month = {Mar}, note = {本研究では、宮城県川崎町を研究対象地として、仮想市場法(CVM)を用いて農村景観の経済評価を行った。さらに、この評価に影響を与えている季節的要因の具体像についてヒアリング調査を行い、地域住民の視点から見た経済的価値と季節的要因の関係を明らかにすることを試みた。アンケートに使用した景観写真は、農業の営みが季節的変化とともに移り変わることに着目し、各季節の代表的写真の中から著者が選択した。また、CVMアンケート回答者にヒアリングを行い、数値結果とヒアリング結果の整合性について検討した。各景観写真とCVMの数値結果として生じた支払い意志額(WTP)の差額310円には、次のような関係が明らかとなった。初冬(2698円)<晩秋(2704円)<春(2745円)<夏(2932円)<初秋(2939円)<秋(3008円)ヒアリング結果では、季節的要因が農村景観の経済評価に影響を与えることが明らかになった。また、ヒアリング回答者たちは支払い意志額に差を生んでいる「景観に対する価値意識」の要因として、1)人の営みが見える農村景観に経済性以外の生活観・生きる喜び・農業の価値を感じること、2)有機的農業によって地域の自然的環境資源を保全しながら、農業的土地利用を継続したい気持を持っていること、が判明した。それらの結果から、CVMによる支払い意志額(WTP)とヒアリング調査における景観意識には、ともに季節的要因が関係していると結論づけられる。今後の研究では、農村景観の中で季節を強く感じる植生・農作物・農作業等の関連性について調査・研究することが課題として考えられる。}, pages = {27--35}, title = {農村景観の経済評価と季節的要因に関する研究}, volume = {3}, year = {2009}, yomi = {モリヤマ, マサユキ and サイトウ, マサキ} }